全女 2003年3月21日 後楽園ホ−ル
ラスカチョが分裂したことで、正規軍vs反全女軍の戦いは、より感情的になりました。特に、三田への同情的な
声援が多く、それ故に下田がヒ−ルとして輝くあたりは、プロレスならではの面白さですね。注目の全日本タッグ
選手権は、西尾&Hikaru組が王者に。とても明るい未来を感じさせる、フレッシュな2人です。それにして
も、どの団体のリングに登場しても、存在感が光る下田と貴子は立派。                   
第1試合 ○さくらえみ (10:08 さくらえび固め) ×小関香奈
元川恵美改めさくらえみ登場。ブランクがあったせいか、新人相手に手こずる。冬木ばりの地団駄ラリアットや奇
声は健在だが、ダラダラっとした試合展開で「あれ、元川ってこんなレベルの選手だっけ…」と思いました。今後
の巻き返しに期待。小関はデカいはずだが、まだデカく見えず。でも地力はありそう。この人も今後に期待です。
第2試合 全日本タッグ選手権・第31代王座決定戦
○Hikaru 西尾美香 (10:35 体固め) ×藤井巳幸 前村早紀  ※西尾組が第31代王者に
下克上の一戦。そして敢行された。みんなの期待通り、先輩・藤井が負ける。ここまできたら弱いキャラをバク進
してほしいですネ。西尾組は女子プロの未来を担うタッグチ−ムと見た。若き日のクラッシュみたいに躍動感溢れ
なおかつ見栄えのするコンビです。最後はマイクでなじり合い。でも先に藤井が礼をすると、西尾も「あ、はい。
ありがとうございました。」って感じで礼を返します。スポ−ツウ−マンらしい、爽やかな場面がステキでした。
第3試合 ○渡辺智子 (13:34 腕ひしぎ逆十字固め) ×納見佳容
ASARI欠場でカ−ド変更。人気者の納見クンだが、最後技を失敗して頭から落ちる。消化不良の一戦でした。
第4試合 ○堀田祐美子 (9:41 裸絞め) ×A・コング
もはや定番カ−ド。会場全体を使った場外乱闘でお客さんに嬉しい悲鳴をあげさせる。意外にもクリ−ンな決着。
第5試合 ○三田英津子 中西百重 高橋奈苗 (20:05 デスバレ−) ×下田美馬 井上貴子 前川久美子
三田=いい人・かわいそうな人、下田=わるい人・自分勝手な人。観客の頭にはきっちりとこの図式がインプット
されています。解散したとはいえ、ラスカチョの2人が主役でしたね。さすが。試合は2人の骨肉の争いを中心に
貴子がキッチリ仕事をし、そしてナナモモがエネルギッシュに動き回るという展開。当然会場のボルテ−ジは上が
りっ放しで、とくに最後ナナモモのフォロ−を受けて、動きの悪い三田が懸命にデスバレ−をきめるシ−ンは、感
動的な興奮がありました(もちろんやられるのは、にっくき下田さん)。これだからプロレスは卒業できない。  
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