2004年8月29日 全日本女子プロレス 後楽園ホ−ル

納見引退試合以来の全女観戦です。その納見もいなければ、水嶋もいない。当然、お客さんもいない、というより少
なめの寂しい光景でしたね。しかし、メインにおけるファイト内容と観客の熱狂ぶりは、超メジャ−級。特に、前川
の底知れぬ強さには、恐ろしさを感じました。のんびりとした全女時間も変らずで、まだまだ全女は死にませんね。

入場式
自分は入場式が好きです。「これからビッグ・マッチが始まるんだ」みたいで、ワクワクしますね。
第1試合 ミゼットJPG いきなり決勝戦! ×ミスタ−・ブッタマン (5:28 ボディプレス) ○プリティ太田
ミゼットの試合が後楽園ホ−ルで行われるのは、数年振りだそうです。単純に面白く、みんな笑っていましたよ。
第2試合 ×サソリ (6:27 ダイビング・ギロチンドロップ) ○アメ−ジング・コング
うむ、何もナシ。試合は淡々と進んで、そのまま終わりました。試合後の売店で、サソリが「極悪ウチワいかがです
か〜」と売り子さんをしていました。その小さく澄んだ声に、人柄を感じさせますね。何となく、気になる人です。
第3試合 ×井上貴子 渡辺智子 (18:26 外道クラッチ) タニ−・マウス ○宮崎有妃
入場式でアピ−ルしていたナベ貴子は「極ラヴ同盟」で登場。殆ど、ガレ−ジ・マッチのノリである。試合はマシン
ガンズがネタの大盤振る舞いで、意外にも貴子からピンを奪取。面白いけど、後楽園で20分近くやるものでは…。
第4試合 全日本シングル選手権 前村早紀 (11:27 フィッシャ−マンズ・ス−プレックスホ−ルド) ×お船
※第39代目王者が3度目の防衛に成功
結論から言えば、前村の横綱相撲。愛くるしいお船も、前村の牙城を崩すには至らず。さらに、両者のファイトがい
まいちスウィングせず、試合自体が盛り上がりに欠けました。試合後のニラとの、やりとりの方が面白かったです。
第5試合 ○高橋奈苗 Hikaru (22:40 ナナラッカ) ×ザ・ブラディ− 武藤裕代
ナナエさんのワンマン・ショ−。ブラ組の攻撃を一通り受け切ると、そのデカい身体に気持ちを入れた一発で相手を
吹っ飛ばします。味方のHikaruも含め、他の3人との地力の違いを見せつけましたね。ブラディ−もかなり奮
闘したが、相手が悪かったか。武藤とHikaruは意外と似たタイプかも。デカい身体を活かしきれて無いなぁ。

第6試合 ○浜田文子 (24:53 APクロス) ×前川久美子
※第57代目王者が2度目の防衛に成功
会場の殆どは前川を後押し、その期待通り、前川は鬼の様な強さを発揮しました。とにかく、プロレスラ−としての
能力が異様に高く、特に、蹴りに関しては間違い無く女子プロ界の最高峰でしょう。しかし、そんな前川に足りない
モノを持っていたのが文子。ベルトは、スタ−という華を持つ、サラブレッドへと戻っていきました。プロレスは強
いだけではダメですね。いや、もちろん文子も強い。王者らしく、蹴りを変にスカす事なく受け止めていました。 
試合自体も、どっちが勝ってもおかしくなく、超盛り上がりました。正しく、手に汗を握る一戦。凄かったですよ。

個人的には、文子独特の間合いや見栄を切るパフォ−マンスが、往年の武藤敬司みたいで好きです。そして、セコン
ドにニ−ナ様、いや、東城えみの姿が!うむ、何とも言えない光景でしたね。ま、元気そうで何よりなのですが…。

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